- 公益財団法人 金沢国際交流財団
- 所在地:〒920-0841 石川県金沢市本町1丁目5-3 リファーレ2階
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金沢市に住む外国人の皆さんへ
金沢生活ガイド
第8章
緊急(急な病気や事故)・災害(地震や台風)
8-1.病気やけがのとき、火事のとき
「119」(消防)に電話をかけて、救急車<=急な病気の人やけがをした人を病院に運ぶ車>・消防車<=火事が起きたときに火を消す車>を呼んでください。
急な病気やけがのとき →「救急です」と言います
※日本では、無料で救急車を呼ぶことができます。しかし、救急車はとても大変な病気やけがのときに使う車です。軽い病気やけがのときは、救急車を呼ばないでください。タクシーや自分の車で病院に行ってください。
火事のとき →「火事です」と言います。
(電話をする前に、まわりの人にも「火事です」と大きな声で言ってください)
※消火器<=火事が起きたとき、火をすぐに消すための道具>の使い方を調べてください。また、消火器を持っている人は、こわれていないかときどき調べてください。
8-2.事故や事件のとき
「110」(警察)に電話をかけます。→「事故です」または「事件です」と言います
※自分で電話をかけることができないときは、近くにいる人に言ってください。
※携帯電話からも110番、119番に電話をすることができます。
POLICE HELP LINE(石川県警察)電話番号:076-225-0555
犯罪にあったとき、警察に助けてほしいときに電話してください。英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語で話すことができます。
お問い合わせ
石川県警察
8-3.災害のとき
日本は、地震がとても多い国です。石川県の能登地方でも、2024年1月に最大震度7<=一番強い地震のレベル>の地震がありました。災害のとき、なるべくけがをしたりこまったりしないために準備をしましょう。
8-3-1.安全のために準備する
①「金沢市 外国人市民のための防災ハンドブック」
- 「外国人市民のための防災ハンドブック」をこちらから読んでください。
※金沢国際交流財団で、本をもらうこともできます。 - かんたんな日本語と外国語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、インドネシア語、ベンガル語)で読むことができます。
- 「どんな災害があるか(地震、津波、大雨、台風、大雪)」、「災害があったときどうしたらいいか」、「あなたができること」などが書いてあります。
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②非常持ち出し品<=逃げる時に持っていくもの>を準備します
- 災害のとき、水・電気・ガスが止まったり、食べ物や水を買うことができなくなったりします。
- 3日くらい生活できる食べ物や水、電池、懐中電灯(ライト)、充電器などを、非常持ち出し袋<=非常持ち出し品を入れる袋>に入れます。災害が起きたとき、すぐ役に立ちます。
- 非常持ち出し品は、ホームセンターで買うことができます。
- 「外国人市民のための防災ハンドブック」p.10を見てください。
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③防災訓練に参加します
- 災害があったときのために、安全に避難する<=にげる>練習や、火を消す練習をします。
- 災害があったとき、近所の人<=家の近くに住んでいる人>と助け合うことが大切です。近所の人といつもあいさつをしたり、話をしたりしておくと安心です。町会の活動に参加するといいかもしれません。
④避難所、水害ハザードマップを調べます
指定避難場所(「避難所」)<=災害が起きたときに逃げるところ>、水害ハザードマップ<大雨が降ったときに危ない場所や避難場所がわかるマップ>を調べます。
- 災害のときは「避難所」に行ってください。家の近くの「避難所」を家族みんなで必ず調べてください。
- 「避難所」は、外国人も無料で使うことができます。
- 小学校、中学校、公園や公民館などが「避難所」になります。
お問い合わせ
危機管理課
金沢市役所第二本庁舎2階
TEL:076-220-2060
Email:kiki@city.kanazawa.lg.jp
「金沢市指定避難所多言語マップ」
金沢市内の「避難所」の場所の地図です。災害があったときのために、家の近くの避難所を調べてください。
お問い合わせ
国際交流課
金沢市役所第一本庁舎4階
TEL:076-220-2075
Email:kokusai@city.kanazawa.lg.jp
「金沢市水害ハザードマップ」
大雨が降ったときに危ない場所や、避難所を調べることができます。
お問い合わせ
内水整備課
金沢市役所第一本庁舎
TEL:076-220-2341
Email:naisui@city.kanazawa.lg.jp
8-3-2.地震が起こったとき
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- テーブルや机の下に入ります。机がないとき、クッションなどで頭を守ります。
- 地震が止まったら、火を消します。ガスの元栓も閉めます。
- 「非常持ち出し品」を準備します。
- 窓ガラスが落ちてくるかもしれません。周りをよく見て、あわてないで避難します。
※近所の人達と一緒に避難してください。
※もし火事になったら、近くの人たちに知らせて、助けを呼んでください。
8-3-3.災害の情報を調べます
避難する<=にげる>ときに出されるお知らせ
災害のとき、テレビなどでよく見たり、聞いたりすることばです。
警戒レベル5 緊急安全確保 |
今すぐに災害があります。命を守ってください! |
---|---|
警戒レベル4までに必ず避難してください! | |
警戒レベル4 避難指示 |
みんな、危険な場所から安全な場所に避難します。 |
警戒レベル3 高齢者等避難 |
お年寄りや子ども、避難するのに時間がかかる人は危険な場所から避難します。 |
警戒レベル2 大雨注意報等 |
避難のタイミングや避難する場所をもう一度調べます。 |
警戒レベル1 早期注意情報 |
雨や川の情報をテレビやインターネットで調べます。 |
出典:出入国在留管理庁「生活・仕事ガイドブック(やさしい日本語版)」p.132をもとに金沢国際交流財団作成
災害のときに便利なウェブサイト、アプリ、サービス
「災害時に便利なアプリとWEBサイト(多言語)」内閣府
日本の災害情報などを知ることができる、便利なスマートフォンのアプリとWEBサイトを紹介しています。15のことばで見ることができます。
「Safety tips」
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スマートフォンのアプリです。地震や大雨などの災害の情報がわかります。
NHKワールドJAPAN「がいこくごのニュースと防災情報」
20のことばでニュースを読むことができます。